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私は数ヶ月前からなりたいと思っているエンジニアになるためIT業界への転職決意。その旨を上司に伝え、今年限りで今の会社を退職することになりました。
しかし、その際上司からは
「転職しても後悔するぞ。」
「そんなに甘くない。やめておけ。」
とマイナス発言ばかり。
今まで一緒に働いてきた部下が夢に向かって一歩踏み出そうとしているのにこんな発言をする上司が不思議でした。
周りの転職を経験した人たちも同じようなことを言われたとのことでした。
なぜ日本の会社はこんな風習なのか実体験とともに考えました。
そもそも転職しようと思った理由
私が転職しようと思った理由は色々ありますが、、、
その中でも大きな理由が2つあります。
今働いている市場が縮小してきている
私は今の会社は3年目なのですがそれぐらいになると仕事のほとんどのことは理解し、この先どうなっていくかなどは容易に想像できます。
世間はコロナウイルスで大変ですが、それとは関係なく業界自体に市場が縮小しており、
10年、20年と私自身が今の会社でこの先働いていける環境があるかと考えたときにそれは難しいという結論に至りました。
生きていく力を身につける
今のままではどこの会社だろうと会社がなくなってしまえば何の強みもなく埋もれていくだけと感じました。
特に今年はコロナウイルスの流行で外に出られない中でもなにかできるものを探していたときにプログラミングと出会いました。
その出会いが結果的に今後私が強みとしていきたいものであり、転職を決意しようと思うきっかけでした。
なぜ上司は転職を｢悪｣だと考えるのか
なぜ上司は私を応援しないのか。
私が転職する旨を伝えたときに感じたことを基に考えてみました。
「転職」を知らない
私に「転職してもいいことないぞ」といった上司は転職経験がありません。
正直、そんな人に何を言われても刺さりませんでした。
世代的にも終身雇用が当たり前、上司の入社時は安定した市場だったことから「転職」するということを理解するのが難しいのだと感じます。
私自身の未来を考えてくれない
上司は長くてもあと20年、私はあと40年。その差は大きく20年もあれば社会は大きく変わります。
こうも言われました。
「業界は安定している。」
根拠のない発言。
あなたにとってはそうかもしませんが私はあなたが定年してからあと20年ここで働かなければならないということを理解していない。
加えて言われたのが「2月に人事異動があるから、その時まで待ってほしい。」と言われました。
要は人手が2月以降だとどうにかなるのでそこまでいてくれれば業務に支障がないということ。
その時点でただの会社員Aとしか見られていない、会社員Aの個人的な夢なんてそりゃどうでもいいわなと納得しました。
結局、転職は「悪」なのか
上司は転職を「悪」と捉えているということを私なりの見解でお話しました。
実際のところ転職は「善」か「悪」なのか私は退職が決まってからわからなくなったことがありました。
仲のいい同僚たちなど必要としてくれる人がいる。
今のままでも少なくとも10数年はやっていける。今の会社で活躍していく道もある。
しかし本来の目的を思い出すとやはり転職という選択は正しいこと、「善」だと確信しました。
私の中で心に刺さった言葉があります。
プログラミングをはじめるきっかけとなったマナブさんのツイートの中にあった言葉です。
「現状維持は衰退。」
安定しているからと今のままでいいじゃんという声に惑わされないように。
安定＝正しいという認識は間違っており、成長の機会を求めるためにも動こうと改めて決意しました。
特にこちらの北野唯我さん著の「転職の思考法」には陥りやすいマインドや転職時の考え方をストーリー形式で書いており私自身参考にさせてもらい転職を決意したことからおすすめの著書です。
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やらないよりやって後悔
私は上司を批判しているつもりはありません。
ただ純粋になぜこれから夢に向かって挑戦しようとする若者を応援することができないのかということが疑問だっただけです。
そして、転職しようと考えている人にあなたの選択は正しいと伝えたいからです。
例え、上司が応援してくれなくても、コロナウイルスで不景気でも関係ないと思います。
私自身転職活動もまだ終えていませんし、エンジニアとしてなんの実績もないので説得力はないかもしれませんが１つだけ言えることがあります。
それは今とても充実していることです。
退職すると決意し、上司に自分の意志を伝えた瞬間から人生めちゃくちゃ楽しいです。
自分の第2の人生がどうなるのか楽しみすぎて！
ただ嫌だから仕事を辞めたらそれは私の上司が言うようにいいことないのかもしれません。
まずはやりたいことを見つけましょう。
私自身も仕事辞めてよかったと、10年、20年後に思えるように日々精進していきます！
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