SESがグレーといわれる理由、準委任契約とは

常駐派遣

SESがグレーといわれる理由

IT業界においてSESというと大半の方は悪いイメージを想起するのではないでしょうか。

世の中には多くの企業がSES契約を取り入れているにも関わらずここまでネガティブなイメージが染み付いてしまっているのかを深掘りします。

SES契約、準委任契約とは

前提としてSES契約では指揮命令はベンダー側が行なわなければらないというルールがあります。

準委任契約とはSES契約と同じくベンダー側が指揮命令を行わなければなりません。

つまりSES契約と準委任契約は同じものを指します。

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SESがグレーな理由

 
SESがグレー

SES契約を踏まえた上でどういった点がグレーなのか深掘りします。

指揮命令系がどこなのか 

SES契約を結んでいた場合でも実際に業務の中でクライアントが指示を出すことがあります。

指揮命令権がベンダー側かクライアント側かの証拠が残しづらいことが違反行為としてはっきり指摘できない点がグレーと言えます。

実態は二重派遣

通常ベンダーとクライアント間で結んだ契約によりエンジニアをクライアント側に派遣しますが、二重派遣とはクライアント側に派遣されてきたエンジニアをそこからさらに別会社に再派遣して働かせることを言います。

これは法律で禁止されている行為になります。

まとめ それでもSESはなくならない

以上の理由からSESがグレーと言われ、なんとなくネガティブなイメージを持たれている理由となります。

それでもSESがなくならいのはIT業界が人手不足、必要なスキルを持ったエンジニアを必要な時だけ確保したいという理由があります。



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