ドライブレコーダーに使うべきSDカードとは

1 ドライブレコーダーに使うべきSDカードとは
- 1.1 メーカー指定品を選びましょう
- 1.2 市販品ではだめなのか
2 各メーカーSDカードと一覧

市販のSDカードで使えるのか
必要なスペックは？
寿命はどれくらいか

など何を買えばいいかわからないという疑問にお答えしていきます

本記事の内容

SDカードに必要なスペック
各メーカーに対して適切なSDカードの選び方

ドライブレコーダーに使うべきSDカードとは

ドライブレコーダーは事故や事件の原因究明に繋がる今最も売れているカー用品の一つです。煽り運転の法改正に伴い、さらなる普及が進んでいることから近年ではほとんどの車両に取り付けられています。しかしその機能を発揮するには映像を記録するSDカードが必要となります。ドライブレコーダーに必要なSDカードのポイントを解説していきます。
☞現代必需品！！人気おすすめドライブレコーダー選び

メーカー指定品を選びましょう

結論から言うとメーカー指定品を選びましょう。なぜ指定品が良いかというとメーカーはドライブレコーダー本体を開発する際に、いくつものSDカードを長期間にわたりテストします。そこからトラブルのないSDカードを選定しています。
ではドライブレコーダーに適したSDカードのスペックを解説します。

寿命

最も気になるのがSDカードの寿命だと思います。まずSDカードは消耗品であると理解しましょう。SDカードでは記録した映像を容量がいっぱいになるまで保存し、そこからは古いデータを上書きしていきます。その上書きを繰り返すごとに寿命は縮んでいきます。寿命がくればもちろん録画はできません。
目安としては
MLCタイプ：上書き回数約2,000回
SLCタイプ：上書き回数約６万回
これでも分かりづらい方は使用頻度にもよりますが2年程度を目安としてください。

容量

ドライブレコーダーに最低必要な容量は8GB（SDHC）以上。最新機種では16から32GBが標準値となっています。記憶容量が大きいほど録画をできる時間が増え、上書き回数が減り、寿命が延びます。しかしドライブレコーダー本体側で対応容量が決まっているので注意しましょう。

フラッシュメモリ

フラッシュメモリとはデータの書き込みや読み出しに使う記憶装置のことで、電源を切っても記録が消えないのが特徴です。「TLC（トリプルレベルセル）」、「MLC（マルチレベルセル）」、「SLC（シングルレベルセル）」と種類があります。
TLCから順にMLC,SLCと価格が安く、逆にSLC,MLC,TLCという順番で大容量となっています。

動作温度

車内といえども冬は寒く、夏は暑くなります。そのため温度の変化にも耐えられる性能をもったものを選ばないといけません。動作温度の目安として-25度から85度に耐えられるものを選びましょう。

スピードクラス

スピードクラスとはSD機器とSDカードの転送速度の規格を表します。その際にドライブレコーダーに必要な規格はクラス10以上となります。

市販品ではだめなのか

ここまで見るとわざわざメーカー指定品を買わずとも、上記のスペックを満たしていれば市販品でもいいのではないかと思う方も多いはずです。結論から言うと市販品でも使えないことはないです。ですが市販品ですと動作が不安定になる恐れがあります。録画できない、寿命が極端に短いなど。問題なく使えるものがありますが動作の安定しているメーカー指定品をおすすめします。
メーカー内でも適合可否があるので注意しましょう。